カラコンの使い回しは危険?
付けるだけで目が大きく見えるカラコンは、若い子たちの中で知らない人はいないくらい有名なメイク用品の1つです。カラコンとはカラーコンタクトの略で色のついたコンタクトのことです。
カラコンには色々な種類があり、単に目を大きく見せる効果だけではなく、つけている様に見えないナチュラル系や外国人の様に見えるハーフ系やふちのあるなしなど自分の好みや気分によって選べます。
カラコンは、ドラッグストアやバラエティショップ、ネットで購入することができます。
そんなカラコンですが、枚数の割には値段が少し高いと感じる人が多いです。
ワンデー使用のものを何回も使い回しする人も多いと思います。
使用期間は1日、一週間、1ヶ月など、カラコンによって様々です。
説明書に書いている期間以上使って、まだ使えそうだからとまた専用ケースに戻す人は失明の可能性があるかもしれません。
2週間や1ヶ月など一度専用ケースに入れてまた使用できるコンタクトも要注意です。
お手入れは、洗浄液を使って優しくこすり洗いをし、専用ケースには毎回新しい洗浄液入れて、右目と左目が分かるような専用ケースに入れます。
説明書にそって正しい方法でお手入れをする事を心がけましょう。
しかし、目にはたくさんの菌や汚れが付着しています。
カラコンについたその汚れや菌は、洗浄液でキレに洗ったつもりでも、完全には落とせません。
そして、一度使うと目を擦った時や目に見えない砂やほこりがレンズを傷つけている可能性もあります。
すると、その傷に菌や汚れが入り込みます。
そして、それを放置する事で菌が繁殖し、それをまた目に付けることで、目の中にバイ菌が入ってしまいます。
この様な使い方をしていると、角膜上皮びらんや角膜腫瘍などをひき起こす場合があります。
そして、初期症状など違和感を放置して悪化すれば、失明の可能性もあります。
これらを踏まえてカラーコンタクトは説明書通りに使用する事、もし目に違和感や何か症状が出た場合はすぐに受診することをおすすめします。